超音波減衰/電気音響効果式

濃厚系粒度分布・ゼータ電位計 Zeta-APS

濃厚系 粒度分布 超音波式 ゼータ電位
濃厚系 粒度分布 ゼータ電位 Zeta-APS

濃厚系粒度分布・ゼータ電位計 Zeta-APSは、超音波減衰式粒度分布計APS100に電気音響効果式ゼータ電位計ZA500の機能を付加した濃厚系粒度分布・ゼータ電位測定両用機です。

厚系サンプル粒子の粒度分布は、超音波の減衰率を測定することによりサンプルを希釈することなく、広い粒子径範囲(10nm~100μm)を米国ルーセントテクノロジー社の特許ソフトウェアの採用により粒度分布形状を仮定せず求めます。

濃厚系サンプル粒子のゼータ電位は、電気音響効果(Electrokinetic Sonic Amplitude-ESA法)で発生する電気音響波を測定することによりサンプルを希釈することなく求めます。 


超音波減衰式粒度分布/電気音響効果式ゼータ電位測定を、サンプルの撹拌またはポンプ循環しながら、色や屈折率の影響を受けず行えます。pH、電気伝導度、温度、音速を測定することができ、自動滴定機能を付加できます。


超音波減衰の原理(粒度分布測定)

超音波の減衰率は、複数の距離間隔で測定しなければなりません。その理由は二つあり、(1)まず高周波は、減衰が大きいため、より短い距離間での測定が必要となります。一方、低周波は、減衰が少ないため、長い距離間隔を必要とします。(2)減衰、周波数曲線は、信頼できる粒度分布測定結果を得るために、可能な限り多くのデータポイントで作成する必要があります。

減衰は単純に、減衰 ≡ Log10 ( Is / Io ) (デシベル-dB) で定義されます。IoとIs はそれぞれ入、出力強度を意味します。


電気音響効果の原理(ゼータ電位測定)

電極間に直流電場を供給すると粒子は一方向に電気泳動しますが、ここで高周波の交流電場を供給すると粒子はその周波数で電気泳動による振動を始めます。

電気音響効果(Electrokinetic Sonic Amplitude-ESA法)では、この粒子の振動により発生する電気音響波を圧力振幅値-ESA値として測定します。

 



粒度分布の測定例

粒子径60nmと300nmのシリカ混合サンプルの粒度分布測定

ゼータ電位の測定例

自動滴定によるのゼータ電位測定 - アルミナ粒子



アプリケーション

シリカ、アルミナ、チタン等無機の酸化物や、各種セラミックススラリー。

色や屈折率の影響を受けないため、顔料、インクなどの評価にも適しています。